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Miner Revenue from Fees Z-Scoreとは?オンチェーン指標の意味を日本語で解説!

引用元:glassnode

Miner Revenue from Fees Z-Score (2 Year)とは、手数料からのマイナー報酬についての2年間のZ-Scoreを計算し、手数料が高い期間と低い期間を特定し、オンチェーン混雑の統計的な測定値を提供する指標です。

用語の解説
  • Z-Scoreとは、データ群の該当する数値から平均値を引いて、標準偏差で割って求めた値です。 これにより、このデータ群は平均が0で標準偏差が1になり(標準化され)、単位が異なる数値も偏差値にて比較することが可能となります。
  • マイナーとは、ブロックチェーンでのトランザクションの検証に協力する(マイニングを行う)ことで、ブロック報酬と取引手数料の2種類の報酬を得ている事業者のこと。
  • ブロック報酬とは、一定のルールに基づいて新たに発行されてマイナーに付与されるビットコインのことで、発行上限の2100万ビットコインに達するまでおよそ4年ごとにおとずれる半減期で半減し続ける。
  • 取引手数料とは、ビットコインの送金時に送り手からマイナーに支払われる手数料のことで、半減期などで半減されることはない。発行上限に達した後のマイナー収入は取引手数料のみになる。

Miner Revenue from Fees Z-Score (2 Year)を分析することで、手数料からのマイナー報酬について、直近2年間のなかで現状の手数料が高いのか安いのかを把握することができます。

ビットコインの送金需要が高いときにはビットコインの送金手数料も高くなる傾向にあるので、Miner Revenue from Fees Z-Score (2 Year)によってビットコインの送金需要の程度を把握することができます。

ここから、Miner Revenue from Fees Z-Score (2 Year)の意味と活用法を詳しく解説していきます。

目次

Miner Revenue from Fees Z-Scoreの意味と解釈

Miner Revenue from Fees Z-Scoreとは、手数料からのマイナー報酬についての2年間のZ-Scoreを計算し、手数料が高い期間と低い期間を特定し、オンチェーン混雑(ビットコインの送金需要)の統計的な測定値を提供する指標です。

ビットコインの過去のチャートに照らし合わせると、Miner Revenue from Fees Z-Scoreの値は次のように解釈できます。

  • Miner Revenue from Fees Z-Scoreは、正の期間(取引手数料が高い期間)と負の期間(取引手数料が低い期間)を、1年半〜3年のスパンで交互に繰り返している。
  • Miner Revenue from Fees Z-Scoreが正の期間(取引手数料が高い期間)は、概ね右肩上がりに価格上昇が続いている。
  • Miner Revenue from Fees Z-Scoreが負の期間(取引手数料が低い期間)は、概ね横ばいか右肩下がりに価格が下落している。

要するに、「ビットコインに興味を持つ人が増える時期」「ビットコインの手数料が高い時期(送金需要が高まる時期)」「ビットコインの価格が上がる時期」が互いに相関しあってるということだと思います。

ビットコインに興味を持つ新規参入者が増えると、送金需要も高まるし、価格も上がるし、価格が上がるからさらに新規参入者が増えて送金需要も増える、という感じですね。

逆に、ビットコインに興味を持つ新規参入者が減ると、送金需要も減るし、価格も下がるし、価格が下がるとさらに保有者が減って送金需要も減る、ということだと思います。

このように一方向に動き出すとしばらく循環が続くので、数ヶ月の短期スパンでそれぞれの期間を繰り返すのではなく、1年半〜3年の長期スパンでそれぞれの期間が交互に繰り返している考えられます。

以下では、このような解釈のもとにMiner Revenue from Fees Z-Scoreの活用法を書いていきます。

Miner Revenue from Fees Z-Scoreの活用法

Miner Revenue from Fees Z-Scoreの活用法としては、

  • Miner Revenue from Fees Z-Scoreが正になっている期間(グラフの赤部分)は、1年半〜3年ほどビットコイン価格が右肩上がりに上がる傾向があるので、負から正に変わるタイミングが買い時(グラフの買い矢印)。
  • Miner Revenue from Fees Z-Scoreが負になっている期間(グラフの青部分)は、1年半〜3年ほどビットコイン価格が横ばいか右肩下がりに下がる傾向があるので、正から負に変わるタイミングが売り時(グラフの売り矢印)。

というのが有効だと思います。

この記事を執筆している2023年6月中旬については、Miner Revenue from Fees Z-Score的には「買い時」と捉えるのが良さそうですね。

もちろん、Miner Revenue from Fees Z-Scoreの指標だけを参考にして売買判断をするのはリスクがあるので、他の指標と合わせて売買の判断材料とするのがいいでしょう。

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